人並みか、それ以下程度だと思いますが、本を読むのがそこそこ好きです。
本は断然紙派で、かつ文庫本よりも何故かハードカバーが好きでした。
ハリ・ポッターシリーズやダン・ブラウンが好きで、好きな本は特にハードカバーで買っていました。
ハードカバーは高いし嵩張るので、一人暮らしを始めてからは買っていません。
文庫本も、あまり愛着が持てないせいか買わなくなり、
かと言って電子書籍はどうも合わないので、しばらく本を読まない時期がありました。
でも長らく本を読まないでいると、新聞も取っていないし活字を読むことが少なく
「なんかヤバい。活字を読まないといけない気がする。」という気がしました。
そうして思い出しました。
すぐ近くに公立の図書館があることを。
他の地域の図書館を知らないので比較できませんが、割と大きな図書館だと思います。
建物がなかなか重厚で、落ち着く雰囲気と独特な匂いが大好きな場所でした。
大学受験の時と大学の卒論を書く時には毎日のように通ったのに、
大人になってその存在をすっかり忘れていました。
久しぶりに訪れてみると、子供の頃に作った図書カードがまだ使えて、
蔵書には話題になった小説も、レシピ本も、片付けイロハ本も、割となんでもありました。
買うとなると躊躇する本でも、無料で読ませてもらえる。
図書館てなんて素敵な場所なんでしょうか。
それからは1冊借りて、ゆっくり読んで、返すと同時にまた借りる、を繰り返しています。
読書って習慣な部分もあるのかなと思います。
読み慣れていないとなかなか読み始められないけど、
読み慣れると隙間隙間にコーヒーを飲むように読み進められる。
図書館に行ってみるとお子さんの絵本を大量に借りているお父さんお母さん、
そこかしこにあるベンチに座って、その場で読み耽っているおじいさん、おばあさん、
入口にある新聞コーナーで寛いでいるおじさん、
かつて私が受験勉強をした自習室には、相変わらず学生さんたちが沢山いて、
今も地元のいろんな人たちの大事な場所なことがわかります。
私は今は借りてすぐ帰ってきてしまうけど、今度時間がある時には
図書館の中で静かに読書するのも良いな。
大人になっても、図書館、おすすめです。