少し前、すごーくすごーーーくソロキャンプがしてみたくなって、でもキャンプって子供の頃に両親や学校行事で連れて行ってもらっただけで、自力でやったことがなくて何が必要なのか、何から始めればいいのか、全然わかりませんでした。
いろんなブログやサイト、Youtubeなどを見て、最低限必要そうなものを見当付けていき、近場でソロキャンプができるキャンプ場も探したりしたんです。
でも挫けたよっていうはなしです、本日は。
まずどうしようもない問題として、車がない。
こればかりはキャンプ用品と違って、簡単に「買っちゃおうかな!」っていうレベルのものではありません。
レンタカーや実家の車を借りることも考えましたが、車を借りに行って一度マンションの荷捌き駐車場に停めて、キャンプに必要な道具のあれこれを積み込んで(一人じゃ一度に運べないかもしれない)、キャンプが終わったらまたマンションで荷物を全部降ろして車を返しに行く・・・
想像しただけで疲れました。
そしてキャンプに最低限必要な道具・・・
・テント
・マット
・寝袋
・コンロやグリル
・椅子
・テーブル
・ライト
・クーラーボックス
・テント組立ての道具類
・調理器具類
・食器類
などなどを、家の中に保管する場所もないし、コンロなどはあまり家の中に置いておきたくもない。
マイカーがあれば、ある程度の物は車に積みっぱなしにしておけると思いますが、わたしが住んでいるマンションは駐車場がないので、もしマイカーがあったとしても道具の手入れのためには積み下ろしが必要になります。
じゃぁ道具類は全部レンタルにしようか。
手ぶらでキャンプなんていうのも流行ってるし。
そうなると今度はキャンプ場の候補がぐっと減り、コストはぐっと上がります。
もちろん自分で買い揃えるのも最初にお金がかかりますが、何度も使うならやっぱり「自分のもの」である方が安心感もあると思います。
やはり最低限のものを、可能な限りコンパクトに揃えて、電車やバスで行くしかないか?
・・・そもそもキャンプがしたいと思ったのは、湖畔などで夜はお酒を飲みながら炭火でバーベキュー、朝は気持ちの良い空気の中、淹れたてのコーヒーを飲みながら本が読みたい、そんな憧れからでした。
荷物を最低限にすると、必須の道具でいっぱいになりお酒やコーヒーや本、そういうお愉しみグッズを削らざるを得なくなりそう。
それでは本末転倒。
っていうかわたし、虫が大の苦手なのに、湖畔で夜一人、灯りに寄ってくる蛾などとどう闘えば・・・?
(思い起こされる、子供の頃キャンプ場で遭遇したバカでかい蛾たち。)
(泣いた。)
虫との闘いまで想像して、諦めました。
今のわたしにはちょっとまだ覚悟とやる気が足りないと思う。
湖畔の空気とは程遠いですが、自宅のベランダで外で食事するだけでもちょっと気持ち良く過ごせるので、とりあえずある日の朝はそうやって過ごしてみました。
もう少し周りが緑の多い場所だったら良かったんですけど、あいにく建物だらけなので、部屋の中からディフェンバキアさんを持ち出してみました。
しばらくはベランダ時間を楽しめるかな。