どういう経緯で行きついたかもう覚えてないのですが、ともかく、「骨董グランデ」というイベントが3月31日~4月2日の期間、東京ビッグサイトで開催されることを知りました。
骨董の知識は微塵もなく、特に何か収集しているわけでもなかったのですが、なぜかすごく行ってみたくなり、一日だけ行ってきました。
骨董グランデは今回が第3回のようです。
入場にはチケットが必要ですが、前売り800円で3日間とも入場可能と良心的な設定です。
これなら素人も気軽に行きやすい。
会場がビッグサイトということで果てしなく広い会場をイメージして行ったのですが、西3ホールはちょうど良い広さでした。
小さな出店が通路4本をメインに両側に並んでいて、とりあえず商品を手に取ることなくどんなお店があるのかをざっと確認するだけなら20分もあれば回れました。
入場して左手、会場の1/4程度のスペースには着物のお店が集まり、残りは食器やアクセサリーのお店が多いようです。
洋食器、和食器メインに、中国や韓国ものもありました。
わたしは食器を見るのが大好きで、骨董グランデでも食器ばかりに目が行きました。
さすが、普段自分が行く範囲のお店では見たことがないような、懐かしさや年季を感じる素敵な食器が並んでいます。
目利きはまったくできないので あら小さくて可愛い!と思ったら5万円、これはお高そうだ…と思ったら1800円なんてザラで、お値段の付いていないものも多く(怖くて聞けない)眺めているだけでもすごくすごくワクワクしました。
食器はすでに一人では使い切れないくらい持ってしまっているので、増やしちゃダメ、増やしちゃダメ、と思いながら見ていたのですが、どうにもこうにも一目ぼれしてしまって欲望に抗えなかったものをいくつか購入しましたのでご紹介。
お高いものは自分には使いこなせないので、昭和レトロな雑貨屋さん風のお店で購入したお値段も可愛い食器たちです。
こちらが最初に「これは無理。買う。」と思ったグラス。
すっと細長いブラウンのグラスにクリアの脚と台座がついて、全体的にスマートでありつつ武骨な感じがたまらなく好みでした。1,200円。
同じお店で上のグラスのすぐ近くにあった、りんごの小さなグラス。
大きさが微妙過ぎて(高さ8cmくらい)いったい何を入れて飲めばいいのか、子供用?と思いましたが、りんごのプリントとその微妙なサイズが可愛くて無理でした。
ご婦人がこのりんごのグラスを2、3個ぱぱっと買って行かれて、残り1つになってしまったのも手伝い、こちらも購入。500円でした。
近くにもまた別の昭和レトロ雑貨的なお店があり、そちらのお店でも長らく悩んでしまいました。
どれもこれも可愛くて。
迷った末に購入したもの、1つ目はガラスの小鉢です。
カットデザインがとても可愛くて、上から見ても綺麗だし大きさも使いやすそう。
これも500円でした。
2つ目は黄色のカップ&ソーサ―。
こっくりと優しい黄色と白のバランスに惹かれました。
もっと昭和レトロ!という感じの、オレンジ基調でフルーツが描かれたカップ&ソーサ―と迷ったのですが、そちらはカップがもう少し小さくて、コーヒーを淹れた時に足りないだろうなと思いこちらにしました。1,000円でした。
最後はこちら。
これ、りんごのグラス同様すごく微妙なサイズで、湯呑にしちゃ小さい、お猪口にしちゃ大きい、何入れなんだかわからなくて、相当迷いました。
でも(この写真で見るよりもっと)ひょうたんの色が水彩画みたいに透明感があってすごく可愛くて、和なんだか洋なんだかわからないデザインが「絶対ここ以外では出会えない」と思い購入しました。500円。
買う時にお店の方に「これって・・なんなんでしょう?」と聞いてみたら、お店の方も「それがわからないんですよ!1個だけ出てきて。」と仰っていました。
購入品は以上です。
お店の方もなんだかわからないというのは結構あるみたいで、他のお店を見て回ってる時にもよく聞かれた会話でした。
中国人のお客さんがスマホでビデオ通話にして電話相手とあーだこーだ言いながら買い付けしてるのもよく見かけました。
イベント初日ですが平日だったからかそこまで混雑はしていなくて、何周もぐるぐると見て回ることができました。
お支払いは1店目は現金のほかペイペイも使えました。2店目はペイペイの表示はなかったので現金でお支払いしました。
今年の10月に第4回があるようなので、行けたらまた行きたいです。
買ってきたグラスでさっそくアイスコーヒー。
好きな食器だと幸福度が上がります。
リモートワークの日は大き目のマグカップでコーヒーをがぶがぶ飲みながら仕事していましたが、今度からソーサー付きのカップで気分アゲながら頑張ろうと思います。
いやーしかし食器が棚に入りきらない。どうしよ。