ろくログ

平和に、ちょっと楽しく、元気に、暮らしていきたい40代一人暮らし会社員のブログ

読んだ本

荻原 浩:「楽園の真下」を読みました。

特に借りたい本を決めずに図書館に行って、その場でtaknalを開いて最初におすすめに出てきた本を借りて読んでみました。 荻原 浩 さんの、「楽園の真下」です。 楽園の真下 [ 荻原 浩 ]価格: 1925 円楽天で詳細を見る 荻原さんの本は初めて読んだのですが、…

佐野 美津男:「浮浪児の栄光」を読みました。

先日読んだ「百年の子」の中で 佐野美津男 さんの「浮浪児の栄光」が登場していて、戦争で家族を失った子供たちがその後どんな暮らしをしていたのか知りたくなり読んでみました。 子供の頃夏休みにはよく「はだしのゲン」をテレビで見ていたので、戦争で親を…

古内 一絵:「百年の子」を読みました。

これは確か本屋さんで見かけて気になった本だったと思います。 古内 一絵 さんの「百年の子」。 百年の子 [ 古内 一絵 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 古内さんの本は初めて読みました。 淡々と、簡潔に、でも端折らず丁寧に語られている感じがして、とても…

町田 そのこ:「ぎょらん」を読みました。

「52ヘルツのクジラたち」、「宙ごはん」がとてもとても好きで、他にも 町田そのこ さんの本を読んでみたくて図書館で予約していた本がようやく順番が回ってきました。 「ぎょらん」です。 ぎょらん [ 町田 そのこ ]価格: 1815 円楽天で詳細を見る ぎょらん …

彩瀬 まる:「まだ温かい鍋を抱いておやすみ」を読みました。

今回もtaknalで出会った本を読んでみました。 彩瀬まる さんの「まだ温かい鍋を抱いておやすみ」です。 まだ温かい鍋を抱いておやすみ [ 彩瀬まる ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 紹介されていた方のコメントはこんな感じでした。 人間関係の煩わしさ、人生…

森 絵都:「Colorful」を読みました。

今回はtaknalで出会った本を読みました。 森絵都さんの「Colorful」です。 カラフル (文春文庫) [ 森 絵都 ]価格: 715 円楽天で詳細を見る taknalで紹介されていた方がこんな風に書かれていました。 小学生の時に初めて読んで深く心に残り、何度も何度も読…

青山 七恵:「前の家族」を読みました。

今回の本はなんで選んだんだったか記憶になかったのですが、図書館から「予約の本がご用意できました」のメールが届いたので借りに行って読みました。 青山七恵 さんの「前の家族」です。 前の家族 [ 青山 七恵 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 後から確認し…

ミヒャエル・エンデ:「はてしない物語」を読みました。

X(旧:Twitter)で「はてしない物語はハードカバーの装丁に秘密がある」的なポストが流れてきまして、なぜかそれが目に止まりました。 「はてしない物語」・・・「ネバーエンディングストーリー」と言うと、子供の頃に映画の宣伝?か何か、子供と白い大きな…

一色 さゆり:「カンヴァスの恋人たち」を読みました。

図書館で予約していた本を読みました。 普段恋愛小説はあまり読まないわたしがタイトルに ”恋人たち” と付くこの本をなぜ予約したのか覚えがありませんでしたが、いつ予約したかも覚えていないのでけっこう待ったことは間違いないと思います。 一色さゆり さ…

宮本 輝:「草花たちの静かな誓い」を読みました。

大学生の時に友人に「宮本輝の”オレンジの壺”っていう小説おもしろいよ」と教えてもらい、読んでみたら本当におもしろくて、以来宮本さんの小説を何作か読みました。 その後しばらくはいろんな作家さんの本を読んでみようと、目に留まった小説をいろいろ読ん…

椹野 道流:「祖母姫、ロンドンへ行く!」を読みました。

X(旧Twitter)でたまたまタイムラインに流れてきた、「面白かった~!」という投稿で知ったこの エッセイ。 普段エッセイは全然読まないのですが、去年辺りから ロンドン に行ってみたくて仕方がなく、表紙のスコーンのイラストにも祖母”姫”というタイトル…

島本 理生:「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」を読みました。

だいぶ前にtaknalでおすすめされた本を図書館で借りて読みました。 島本 理生 さんの「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」です。 taknalに記載されていたあらすじ。 残業も休日出勤もいとわない仕事熱心なOLの知世。そんな彼女の楽しみは、仕事で出会…

柴田よしき:「ワーキングガール・ウォーズ」を読みました。

だいぶ昔に適当に買って本棚に並べて読んでいなかった本を今頃になって読みました。 柴田よしきさんの「ワーキングガール・ウォーズ」。 柴田さんの本は初めて読みました。 37歳で独身のキャリアウーマンが主人公の物語。 わたしも40歳過ぎて独身で、マンシ…

原田 マハ:「生きるぼくら」を読みました。

すっかり原田マハさんの作品のファンになったわたし。 これまでに読んだ「暗幕のゲルニカ」、「奇跡の人」、「楽園のカンヴァス」、「シヴェルニーの食卓」、「アノニム」、「本日は、お日柄もよく」はどれも面白かったり、すごく感動したり、ジャンルもいろ…

沼田 まほかる:「九月が永遠に続けば」を読みました。

Taknalで「彼女がその名を知らない鳥たち」という本がおすすめに出てきて、読んでみようと図書館に行ったら貸し出し中だったので、代わりに借りてきたのが今回の「九月が永遠に続けば」です。 ”沼田まほかる”さんはお名前も存じ上げず、これまで作品を読んだ…

古川 日出男:「平家物語 犬王の巻」を読みました。

最近わたしの平日の楽しみは、仕事から帰ってやることを全部済ませて、パジャマでソファにどかっと座って、ご飯食べたりビール飲んだりしながら電気を消した部屋で一人、プロジェクター投影の大画面で映画やドラマやアニメを観ることです。(一人なので、お…

髙田 郁:「みをつくし料理帖」を読みました。

taknalで紹介されていた本なのですが、10冊+特別巻に渡るシリーズ小説で、間にちょこちょこ別の小説を読みながら一年近くかけて特別巻まで読み終えました。 髙田 郁さんの「みをつくし料理帖」です。 髙田さんの小説はこれが初めてです。 わたしの苦手な時…

凪良 ゆう:「流浪の月」を読みました。

以前一度読んだのに、完全に忘れてもう一度読んだ本です。 (こういうことがないようにビブリアに記録しているのに、「まだ読んでない」自信がありビブリアを確認せずに借りました。) 一度目に読んだ時はブログ記事にしていなかったので、今回は記録しよう…

有吉 玉青:「南下せよと彼女は言う」を読みました。

シリーズで読み進めている本があるんですけど、続編を図書館で借りようと思ったら貸し出し中だったので、返却されるまで何か読もうと、なんとなく手に取ったのが今回の本、有吉 玉青さんの「南下せよと彼女は言う」です。 「玉青」ってまずなんて読むの? 初…

原田マハ:「本日は、お日柄もよく」を読みました。

「暗幕のゲルニカ」を読んでから、すっかり原田マハさんの小説が大好きになりました。 今回読んだのはわたしにとって6作目の原田さんの小説、「本日は、お日柄もよく」です。 本日は、お日柄もよく (徳間文庫) [ 原田マハ ]価格: 712 円楽天で詳細を見る …

町田そのこ:「宙ごはん」を読みました。

「52ヘルツのクジラたち」を読んで他の作品も読んでみたくなり、今回読んだのは町田そのこさんの「宙ごはん」です。 町田そのこさんの作品、というだけで選んだので、あらすじなどはまったく知らず、”宙(そら)”が人の名前だということも読み始めてから判明…

【ブックレビュー】町田そのこ:「52ヘルツのクジラたち」

もうだいぶ前に読んだ本なのですが、”時間をあけてまたいつか読もう”と思った本をご紹介します。 町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」。 52ヘルツのクジラたち (単行本) [ 町田 そのこ ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る この本も確かtaknalというアプ…

【ブックレビュー】朝井リョウ:「世界地図の下書き」

朝井リョウさんの「風と共にゆとりぬ」というエッセイを読んでみようと図書館に行ったのですが、本が見つからず代わりにこちらを読んでみました。 「世界地図の下書き」という小説です。 世界地図の下書き (集英社文庫) 作者:朝井 リョウ 集英社 Amazon 世界…

【ブックレビュー】瀬尾まいこ:「夜明けのすべて」

以前読んだ「そして、バトンは渡された」がとても好きなお話だったので、他の作品も読んでみたくて今回選んだのは瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」です。 表紙は「そして、バトンは渡された」と同じ方のイラストでしょうか。 シンプルながら目を引く原色…

【ブックレビュー】池井戸 潤:「下町ロケット」

小説よりもドラマの印象が強い「下町ロケット」。 下町ロケット (小学館文庫) 作者:池井戸潤 小学館 Amazon ドラマを少しだけ見たのでどんな内容なのか大筋では知っていたのですが、なんとなく今回小説を読んでみました。 池井戸潤さん、有名な作家さんなの…

【ブックレビュー】ミハル・アイヴァス:「もうひとつの街」

taknalで出会った本を読みました。 久しぶりの外国人作家さんの作品で、ミハル・アイヴァスさんの「もうひとつの街」です。 もうひとつの街 作者:ミハル・アイヴァス 河出書房新社 Amazon ミハル・アイヴァスさんは↓のあらすじにもある通り、チェコの作家さ…

【ブックレビュー】中山七里:「さよならドビュッシー」

taknalで出会った本、「さよならドビュッシー」を読みました。 さよならドビュッシー (宝島社文庫) 作者:中山七里 宝島社 Amazon 中山七里さんという作家さんは存じ上げず、今回初めて読みましたが、読み終わって最後の作者紹介のところを何気なく見たら「現…

【ブックレビュー】原田マハ:「楽園のカンヴァス」

taknalで「暗幕のゲルニカ」に出会って 「奇跡の人」で「原田マハさんの小説好きだ」と確信し このブログのコメントで「おすすめ」と教えていたたいて 今回読んだのは原田マハさんの「楽園のカンヴァス」です。 (教えてくださった方、本当にありがとうござい…

【ブックレビュー】辻村深月:「ぼくのメジャースプーン」

今回は、図書館で貸し出し予約している本の順番がまだ回ってこないので それまでの繋ぎに、作家さんで検索して手に取った本です。 辻村深月さんの、「ぼくのメジャースプーン」。 ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) 作者:辻村深月 講談社 Amazon 辻村深月…

【ブックレビュー】原田マハ:「奇跡の人」

「暗幕のゲルニカ」がすごく面白かったので、 原田マハさんの別の作品も読みたくなり、今回選んだのは「奇跡の人」です。 奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫) 作者:原田マハ 双葉社 Amazon 図書館の原田マハさんコーナーに並んだ本から、 タイトルだけ…