特に借りたい本を決めずに図書館に行って、その場でtaknalを開いて最初におすすめに出てきた本を借りて読んでみました。
荻原 浩 さんの、「楽園の真下」です。
- 価格: 1925 円
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荻原さんの本は初めて読んだのですが、おすすめされた方が荻原さん推しのようで、気になって手に取りました。
推薦文では特にこの作品の内容については触れられていなかったので、どんな内容なのかまったく知らずに読んだのですが、今 ↑ の写真を見て気が付きました。
表紙に既に居た。笑
美しい夕日の風景と大きなタイトル文字にだけ目が行っていたので読む前には気づきませんでしたが、この小説には カマキリ が登場します。
表紙にも影でしっかり映りこんでいる、昆虫のカマキリ です。
わたしは 虫が大の苦手 なので、しばしば描写のリアルさに 鳥肌 が立ちましたが、こんな怖さ、気持ち悪さの小説は 初めての体験 でした。
大半の場面は怖いし気持ち悪いけど、すごくおもしろくて一気に読んでしまいました。
どこまでが真実で実際に存在するものなのかはきちんと確認しないといけないと思いますが、世の中にはこんな生き物もいて、こんな害があるのかと、また強烈に勉強にもなりました。
とても読みやすい好みの文章だったので、荻原さんの他の作品もぜひ読んでみようと思います。