私は貧乏性なのか、買ったものをもったいなくてすぐに使えないことがよくあります。
洋服や靴にその傾向が強くて、気に入ったものほど傷むのがいやで使い始められない。
仕舞い込んでいる間にお気に入りでなくなってしまったものもありました。
なんということでしょう。
今回も、数年前に購入して一度も履かずに大事にしまっていた靴の悲劇です。
いい加減履こうと、休日にやっと着用。
家の外へ出て10歩ほど歩くと、ぺったぺったと変な音がします。
気にせずもう30歩ほど歩くとその音が大きくなり、
なんだか歩きづらくなってきました。
もう少し歩いたところで「さすがにおかしい」と足元を見たら、
靴のソールがべろりと半分以上剥がれてしまっていました。
えぇぇぇぇぇ。
(数年経ってるけど)新品なのに・・・・・。
とても歩けたものではないので家に戻り別の靴に履き替え、
さてこの新品で壊れた靴をどうしようかと悩みました。
市販の接着剤でつければ履けるだろうか。
いや素材的に、どんな接着剤を使えば良いのかわからない。
捨てるしかないのか。
まだ一度も履いていないのに。
もったいなくて、ダメで元々、近所にある靴修理店に持って行ってみました。
修理が可能なものか聞いてみると、「縮みが出てなければ貼り付けられますよ」とのこと。
「接着剤が劣化して、時間が経つとこうなっちゃうんですよ。
みなさん意外と貼り付けられることご存知ないみたいで、
こうなると捨てちゃう方が多いみたいです。持ってきてくださって良かった。」
と仰ってくださいました。
一度ソールを完全に剥がして、接着剤の土台?を塗って完全に乾かしてから接着するそうで
ヒールの修理などと違い2〜3日かかるとのことでした。
修理をお願いして3日後、受け取ってみると新品そのもの。
良かったぁ、自分で適当な接着剤で貼り付けなくて。
修理代は片足1,000円(+消費税)で2,200円かかりました。
買ってすぐに履いていればかからなかった2,200円。
もったいないからと仕舞い込んだ結果の、無駄な2,200円です。
本当にもったいない。
次からは、買ったらすぐに使う。
すぐに使わないなら、そもそも買わない。
節約したいし物を増やしたくないというのに、なかなかどちらも実現しない
一人暮らしの今日この頃でした。