ろくログ

平和に、ちょっと楽しく、元気に、暮らしていきたい40代一人暮らし会社員のブログ

はじめての訪問買取査定のはなし。

お年寄りなどを狙った強引な訪問買取の話をニュースなどで見たことがあり、またコロナ禍で身内以外の人と閉所で話すようなことは極力避けたい昨今ですが、そんな中先日初めて訪問買取査定というのを受けてみました。

 

不要な食器の処分にずっと困っていまして、どうしても捨てるのはもったいなく、でもそこそこの量があり重くてリサイクルショップに持ち込むのも厳しく。

 

引き取ってくれる団体に寄付するにも送料は自己負担で、すべてを割れないようにひとつに梱包するのが難しくて悩んでいました。

 

そんな中、「不用品買取」「訪問買取」などで検索して見つけたいくつかのリセール会社。

 

「なんでも買い取ります」と書いてあったのでメールで問い合わせてみたところ、1社目は「弊社の買取基準に満たない」とのことでお断りされました。

 

なんでも買い取るんじゃないんかい。

 

 

ハイブランドで箱もある美品とかでないとやっぱり難しいのかーと思いつつ、ダメ元でもう一社お問い合わせ。

 

1社目と同じ内容で問い合わせをしたのですが、こちらは普通~にさらっと査定に来てくださることになりました。

 

若干の怖さもありつつ、とんとん拍子に査定の日を迎えました。

 

査定に来てくださったのは、バイセルという会社。

 

今日は初めての訪問買取査定がどんなものだったかを書きたいと思います。

 

 

<目次>

 

 

 

バイセルとは

 

buysell-kaitori.com

 

東京に2店舗、横浜、名古屋、大阪に各1店舗の実店舗があり、他にも出張営業所があるようです。

 

店頭での買取もしているようですが、訪問買取も日本全国で行っているとのこと。

 

マザーズへの上場も果たしているそうで、なかなかの大手のようです。

 

 

 

査定をお願いした品物

 

今回査定をお願いしたきっかけは食器の処分でしたので、メインは食器です

 

GIVENCHYのお皿5枚セット、VALENTINOのお皿5枚セットと同柄の大皿1枚、MIKIMOTOの大皿、ROYAL COPENHAGENの大皿、RIEDELのワイングラス2個セット、FINE CHINAのお皿5枚セット・・・など。

 

どれも箱を処分してしまっていて裸の状態です。

 

せっかく来ていただくので、ダメ元で他にも不用品を出してみようと、キャノンのインクジェットプリンターや家庭用脱毛器、ホットカーラー、ホットサンドメーカー、未使用のスキレットなど、大きい or 重くて処分に困っていたものを一緒にお願いしました。

 

 

 

査定日程が決まるまで

 

バイセルさんは電話はもちろん、メールでも査定の相談ができました。

 

電話でやり取りするのが苦手で日中は仕事もあるので、わたしはメールでやり取りさせていただきました。

 

返信がとても早く、またやり取りの中で「他にこんな商品もよく査定依頼を受けますがございませんか?」と言った質問をいただいて、その流れで「そういえば」と思い出していくつか追加した品物があります。

 

当日必要なものや流れ、注意事項なども教えていただき5往復程度のやり取りで査定日程が決まりました。

 

 

当日の流れ

 

事前にメールでお聞きしたところ、査定士さんは基本的にはお一人でいらっしゃるそうです。

 

査定する場所は1畳ほどのスペースがあれば良いそうで、テーブルなどはなくても問題ないとお聞きしていました。

 

わたしは使っていない部屋にあらかじめ査定をお願いしたい品を並べておきました。

 

車でいらっしゃるとのことで、交通事情などを勘案して査定士さんの到着時間には1時間の幅が設けられています。

 

当日、予定時間の30分以上前に一度査定士さんからお電話で到着予定時刻のご連絡をいただきました。

 

予告通りの時間にインターホンが鳴り、いざ査定士さんと対面です。

 

30代と思われる、想像していたよりお若い男性の査定士さんがお一人でいらっしゃいました。

 

家に入る前に持参された消毒スプレーで手指を消毒してくださり、もちろんマスクも着けていらっしゃいます。

 

さっそく査定をお願いしたい品を並べた部屋にお通ししました。

 

まずはタブレット端末を使って、査定士さんから「バイセルとは」の説明から始まりました。

 

ここで会社が上場企業であることや東京に本社があることなどを知ったわけですが、加えてクーリングオフについてなども説明してくださり、かなり安心できる対応だと感じました。

 

こちらも身分証を呈示します。

 

査定士さんの大きなカバンの中には査定グッズがいろいろ詰まっているようで、まずは大きな風呂敷を取り出し、床に広げてその上で査定開始となりました。

 

査定に際して、スマートホンで写真を撮ってチャットのような形式で査定部門の方とやり取りし、型番などを調べてもらいながら進めていくとのことでした。

 

なるほど。確かにその場で実物を確認しながら、依頼人と話しながら、型番なども調べて・・というのは難しいですもんね。

 

また、査定中のやり取りは録音されるとのことです。

 

 

食器は一応一通り見てはくださっていましたが、後から思うに、恐らく初見で買い取れる品は大方絞られていたんだろうな、と思います。

 

メジャーでお皿の直径を図ったり、ロゴなどはスマホに着脱式のレンズを付けたりしてよく確認してくださっていましたが、中にはほとんど見てないよね?というものも。

 

RIEDELのワイングラスは「箱はやっぱりないですよね・・?」と、箱があれば買い取ってくださる雰囲気でしたが、大半ははなから対象外だった感が否めません。

こちらもダメ元感があったので、「ですよね」という感じでしたが。

 

査定中の会話で、並べている品以外にもこんな物ありませんか?といったやり取りがされます。

 

これは事前に査定日を決めるメールの中でも「当日査定士からこういうお話をさせていただきます」とお聞きしていましたので、特に嫌な気持ちにはなりませんでした。

 

査定士さんに言われて、そういえばだいぶ使い込んだお財布があったな、と、一応持ってきて追加で見ていただいたりもしました。

 

査定に要した時間は全部で1時間半くらいでしょうか。

 

途中、追加の品もあったので「お時間大丈夫ですか?」と確認もしてくださったり、査定士さんの対応は終始丁寧でした。

 

 

査定結果

 

結局、たくさん並べた食器のうち、買い取っていただけたのはROYAL COPENHAGENの大皿一枚のみでした。

 

査定額は500円

 

RIEDELのワイングラスは箱があれば恐らく買い取っていただけたと思いますが、GIVENCHYやVALENTINO、MIKIMOTO、FINE CHINAのお皿などは最初から対象外だったのではないかと思います。

 

この他、ダメ元で出したのに意外にも買い取っていただけたのが、家庭用脱毛器

購入時は3万円くらいした悪くはない品だと思いますが、ほとんど使っていないとは言え中古品ですし、箱もないですし、難しいだろうと思っていたのですが。

 

まぁ、査定額は500円と少額ではありますが、捨てるよりはましです。

 

それからメールでのやり取りで「そういえば」と追加した、COACHの腕時計

 

10年くらい前に海外旅行先で購入したもので、あまり使用していないので綺麗ではあるものの、こちらも箱を捨ててしまっていました。

 

既に電池切れしていたのですが、こちらは1,000円とのこと。

 

最後に、査定士さんとの会話で存在を思い出して当日に追加した、BOTTEGA BENETAのお財布

 

これも10年くらい前に海外旅行先で購入し、気に入ってかなり使い込んでいました。

 

自分的にはかなりクタクタで、売れるなんてまったく思っていなかったのですが、査定士さん曰く「これならまだまだ綺麗な方です」とのこと。

 

物によってはこれほどの中古品でも数千円~1万円以上の査定になることもあるようでちょっと期待してしまいましたが、恐らくブランドとしての人気や流行りの関係でしょう、このお財布も1,000円の査定になりました。

 

でもそろそろ捨てるか、と思っていたものが1,000円になって、うまくいけばまだ他の誰かに使ってもらえるかもしれないんですから、有難いです。

 

ちなみに、もう一点miu miuのお財布もお出ししたのですが、こちらは買取不可とのことでした。

理由はお聞きしていませんが恐らく需要の問題だろうと思います。

 

というわけで、値段が付いたのは合計4点3,000円となりました。

 

 

査定額が5,000円以上になると、抽選で2倍になるキャンペーン中とのことで、「切れちゃった金やプラチナのネックレス、片方だけのピアスなどありませんか?」と言われましたが、残念ながら他にお出しできるものはなく、これにて査定終了となりました。

 

 

点数としては4点のみ(しかもうち1点は当日に追加した想定外品)と期待より少なかったですが、金額としては3,000円と、自分の想定よりは良い結果となりました。

 

査定士さんからは「あまりお役に立てず申し訳ございません」と仰っていただきましたが、いえいえダメ元ばかりでしたので、全然です。

 

査定額に同意し、その場で契約書を作成、査定士さんが持参されたモバイルプリンタで契約書を印刷されて、その場で現金3,000円を受け取り、さらに電話で査定部門?の方とも契約成立の確認のやり取り(査定士さん、依頼人ともに)をして完了となりました。

 

 

感想

 

初めての訪問買取でだいぶドキドキしたのですが、申し込み~当日の査定までの流れや仕組み、査定士さん、いずれもとても安心できるしっかりした会社だと感じました。

 

ただ、やはり相手はプロでお話も上手なので、場合によっては積極的に売りに出すつもりがなかったものを”話の流れで”出してしまうようなこともあるかもな、と思いました。

 

うちにはそもそも着物や貴金属などのお高いものがなく、出しようがなかったので良かったのですが。

 

でも最初に説明いただいた通り、査定が終わって一度は売り渡した品でも「やっぱり取り戻したい」と思った時は8日間はクーリングオフができるそうですので、その点は安心だと思います。

 

査定士さんが帰られた後に、査定士さんからお聞きしていた通りバイセルさんから別途電話がかかってきて今回の査定についてのアンケートがありました。

 

査定士の対応はどうだったか、どういった点が良かった/悪かったかなどをお話ししたのですが、このお電話も大変丁寧な対応でした。

 

 

出張料や査定料などは一切かからないので、今回の査定では人件費や交通費、駐車場代を考えるとバイセルさんの損になってしまってるのでは?と思うくらいですが、こちらとしてはある程度処分したい品が溜まったらまた一度お願いするのはアリだなと思いました。

 

 

というわけで、食器の処分という当初の目的はあまり達成できていないものの、初めての訪問買取査定は満足のいくものとなりました。

 

 

 

・・・後日談、バイセルさんで買い取ってもらえなかった食器たちのうちのいくつかを、メルカリでダメ元で出品してみたら即売れました

 

手数料と送料を引くと500円程度の利益ではありますが、ゼロかマイナスになる予定だったものなので500円でも全然問題なしです。出してみて良かった。

 

需要とタイミングが大事ですね。

 

 

 

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