ろくログ

平和に、ちょっと楽しく、元気に、暮らしていきたい40代一人暮らし会社員のブログ

夜行バスで少しでも快適に過ごすための備忘。

先日神戸に行った際、夜行バス を利用しました。

 

23時頃に都内近郊を出発して、神戸三ノ宮駅近くに翌朝7時過ぎに到着。

帰りは同じ場所を22時半頃出発して、翌朝7時前に到着…の予定が遅れて8時頃到着。

 

料金は往路が3,900円、復路が5,550円で合計9,450円でした。

新幹線で行くと片道で15,000円強かかるので、1/3弱で済みました。

 

安い 上に、寝ている間に目的地に運んでくれて、到着日朝からみっちり動ける夜行バスが、わたしは 結構好き です。

 

普通の路線バスは停留所とか行き先とか先払い/後払いとかわかりにくくて苦手なのですが、長距離で夜発のバスは昔からなんだか ワクワク します。

 

 

最近は夜行バスでもどんどん良い車両が登場していて、個室のようにプライベートな空間が確保されているバスもあるようですが、もちろんシートが良ければ良いほど料金は上がります。

 

わたしが今回利用したバスは往復とも 4列 でトイレもない、一番安価 なバス。

 

この4列シートも、バスによって前後の間隔や細かい設備はけっこう違いがあります。

 

 

往路のバスは 杉崎高速バススタンダード な車両でした。

 

 

4列ですが窓側と通路側の席の間には 仕切りカーテン があり、隣の人があまり気にならないようになっています。

 

足元には フットレスト もあり、前後間隔も なかなか広め でした。

 

 

復路のバスは さくら高速バス スタンダード 車両。

 

 

 

こちらも同じく4列ですが、隣の席との仕切りカーテンも、足元のフットレストもなく、前後間隔も往路の杉崎バスより 少し狭かった ように思います。

 

 

今回のバスは、往復ともに 車内での飲食が禁止 でした。

(水分補給のため、お水やお茶を飲むのは可。)

 

特に飲酒と食事は絶対NGで、復路はお酒を発見した場合は没収・廃棄すると強めのアナウンスがありました。

 

前回(今年の1月)大阪に行く時に利用したバスでは飲食できたので、この辺のルールはバス会社によって違いそうです。

 

車内にトイレがあるバスなら乗ってからちょっとお酒を飲むのも楽しいのですが、今回は トイレ無し の車両で、飲んでトイレに行きたくなると困るのでトイレ無し=飲食禁止と考えて良いかもしれません。

 

飲食禁止なこともあり、最終搭乗地を出発した後は 完全消灯 となりました。

 

車外の光が入り込まないように、けっこうきっちり前後左右の窓をカーテンを閉め切っていたので読み物などもできません。

 

寝ろ。ということです。

 

こんな状況なので、スマホを普通の明るさで使っているのも周りへの迷惑になります。

使用する場合は明るさにご配慮ください、とアナウンスがありますが、わたしの隣の方は構わず使っていたのでやはり眩しく感じました。

 

 

座席は事前指定できないことが多いと思いますが、今回わたしは乗降車地の関係で往復とも通路側かと思いきや、たまたま往路は通路側、復路は窓側でした。

 

通路側 はトイレ休憩(往復ともに3回休憩がありました)の際に隣を気にせず降りられる点が良いと思いますが、その分通路を人が往来する動きでせっかく寝ていても目が覚めてしまいます。

 

窓側 は逆に隣の人が降りなかった場合に降りづらいのと、この時期は窓側はだんだん寒くなるかなと思います。

が、もたれかかれる分通路側よりもラクかもしれません。

 

窓側だろうと通路側だろうと、関係なく熟睡できる人が羨ましいですが、わたしはどの席でも結局あまり寝られないので、寝られるかどうかよりも長時間座っている 身体の辛さをやり過ごせるかどうか が大きいです。

 

 

脚を下に降ろしっぱなしだと浮腫んで辛いので、脚を上げられるうように 吊り下げるタイプのコンパクトなフットレスト を持参しました。

 

 

これで脚を上げていられたので浮腫みは回避できましたが、今回は休憩時も一度も席を立たなかったせいか、とにかくお尻が痛くなりました。

 

それから、荷物をなるべく少なくしたくてネックピローは持って行かなかったのですが、やはりネックピローはあった方が良かったなと思います。

 

 

今回の乗車を踏まえて、もしまた次夜行バスに乗ることがあれば忘れずに持って行こうと思った物 はこちら。

 

フットレスト

・ネックピロー

アイマス

・荷物を足元に置くための敷物

・靴を入れる袋

・S字フック

・小バッグ

 

 

今回のバスは前後左右すべての窓にカーテンがかかっていて外の光が入らないように配慮されていましたが、それでも隙間からふいに入ってくる強い光、近くの席の人のスマホの明かり、バスの時計など、気になる明るさもあったのでアイマスクが欲しかったです。

 

地べたに直接荷物を置くのが嫌なので大きなカバンをずっと膝上に抱えていましたが、やはり邪魔なので敷く物を持って行って足元に置けば良かったと思いました。

 

そうすると脱いだ靴が荷物に押されてどこかに行ってしまいそうでちょっと不安なので、袋に入れておきたいなと思いました。

 

その袋を前のフックなどに引っ掛けておくためのS字フック、トイレ休憩時に貴重品だけを持ってさっと出られるように小バッグもあればなお良し。

 

 

夜行バスでの旅行は「必要かも」と思う備えの気持ちと、少しでも荷物を軽くしたい気持ちのとのせめぎ合いで取捨選択が難しいですが、長時間のバスで疲れ切ってしまって目的地で動けなくなってしまっては意味がありません。

 

今回これはやはり必要だと感じたものを、次回はちゃんと持って行こうと思います。