ろくログ

平和に、ちょっと楽しく、元気に、暮らしていきたい40代一人暮らし会社員のブログ

初めての医療費控除申告。

昨年は歯医者にけっこうな回数通って、首とお腹にできた粉瘤という出来物を除去するちょっとした手術も受けたりしたので医療費が嵩みました。

 

と言っても高額な治療などはなかったのですが、一応10万円を超えたので 医療費控除の確定申告 というのを初めてやってみました。

 

わたしは会社員なので通常は会社で年末調整となりますが、マンションを購入した初年度の住宅ローン控除の時は確定申告が必要でした。

 

それ以来、約10年ぶりの確定申告で、初の医療費控除です。

 

10年前にもe-TAXというWEB確定申告をした記憶がありますが、その時とはまたやることが違うからなのか今回やけに 手こずった 感がありましたので、備忘としてここに残しておこうと思います。

 

 

わたしは昨年の半ば頃に「今年は医療費が嵩みそうだな」と思ったので、10万円を超えるよう、歯の治療などを意図的に2023年中に受けるようにしました。

 

1件1件は少額で件数が多いので、国税庁のホームページを確認して 医療費集計フォーム というものを準備しておきました。

 

www.nta.go.jp

 

結果、診療や治療の費用、処方された薬代、病院までの公共交通機関での交通費を足して10万円を超えたので、先日確定申告をしました。

 

 

e-TAXでWeb申告する場合、マイナンバーカード を持っているかいないかで進め方が違いました。

 

わたしはマイナンバーカードを普段持ち歩いていないので、面倒でIDとパスワードで進めようとしたのですが、以前登録した時に控えたIDでログインができず、結局マイナンバーカードでログインしました。

 

パソコンで作業したかったのですが、カードを読み取る必要があるので スマホ でやることになりました。

 

 

無事にログインができたら、その先の入力の仕方は ⇑ の国税庁のHPにある動画を参照して進めればOK・・・

 


www.youtube.com

 

 

と思ったんですけど、動画と同じ画面に遷移せず、??? 状態に。

 

 

動画の説明が古いのか?と思い、ググって他の動画やサイトなどを見てみたのですがよくわからず。

 

何度か国税庁のページから作成→マイナポータルに飛んでログインを繰り返したら、4度目くらいでなぜか動画と同じ画面遷移をしました。

 

 

そこからは動画の説明に沿って進めていったので概ね順調だったのですが、実際に医療費を入力する段で、先述の「医療費集計フォーム」を取り込む方法と、証明書の発行者から交付を受けたデータ(健康保険組合の医療費通知など)を取り込む方法があり、わたしは「医療費集計フォーム」を取り込む気満々だったのですが、なんとなく後者を勧めているような気がして医療費通知をダウンロードして取込をしてみました。

 

取り込まれた情報を確認したところ、下記のような状態で、このままでは提出ができない内容でした。

 

・実際の支払額と数円単位のズレがある

・交通費は入っていない

・月ごと&医療機関ごとにまとめられている

・10月分までしかない

 

 

金額のズレについてはFAQに記載がありました。

 

手元の「医療費集計フォーム」と比較して金額が違うものを修正して更新→戻ると画面最上部になってしまうので、今修正したところをスクロールして探してまた修正という作業が面倒で、かつ11月、12月分が入れられず、結局画面を戻って「医療費集計フォーム」を取り込みし直しました。

 

今度はスムーズに進みました。

 

 

あとは源泉徴収票の情報などを入力してようやく提出ですが、源泉徴収票の情報も入力項目が多くて辟易としました。

 

総じて面倒臭かった ので、還付されるのが少額なら手間の方が大きいと言っていた母の気持ちがよくわかりました。

 

慣れればそんなことないのかもしれませんが。

 

 

1か月弱で還付額が振り込まれたのですが、わたしは特に「補てんされる金額」がなかった(と思う)ので、かかった金額から10万円を引いた金額が戻ってくると思っていたのですが、振り込まれた額を確認したら11万円くらい引かれた額だったような…

 

 

 

そんなわけで戻った金額は思ったより少額で、これならやらなきゃ良かったと思いましたが、まぁものは経験ということで。

 

自分ひとりで医療費が10万円を超える年はそうないと思うので、次申告する時があればまたわからなくなってそうですが、とりあえず2023年度分の記録でした。